地下シェルター見学と今後の展望
先日、核シェルター協会を訪問し、実際に地下に設置されたシェルターの現場を見学させていただきました。今回の訪問には、防災・危機管理の専門家として、教育と実践の両面で日本の安全を支える拓殖大学防災教育研究センター長の濱口和久先生(弊社顧問)にも同行いただきました。
見学エリアには、大手日本企業が開発した防爆扉や、汚染物質を除去する空気循環装置(フィルター)なども展示されており、国内におけるシェルター技術の進化と、各企業の本気度を強く感じる機会となりました。
濱口先生からは、防災・防衛の観点から見たシェルターの必要性や、今後の市民に向けた防災・防衛教育における役割についても貴重なご意見をいただき、実地の視察と専門的な知見が融合する非常に有意義な場となりました。
地下シェルターに感じた課題と展望
見学を通して改めて感じたのは、日本における「地下シェルター」設置の難しさです。というのも、日本は地形や法制度の関係で、地下を深く掘る工事に制約がある地域も少なくありません。
しかし、弊社はこの課題にも真っ向から挑んでいます。当社は、建築業許可(特定)を取得した、日本で唯一のシェルター施工会社です。
この“特定”許可があることで、私たちは4,000万円どころか、4億円、40億円、さらには400億円規模のプロジェクトにも対応可能となります。協会の皆さまとは、こうした制度や日本ならではの土地事情を踏まえつつ、より良いシェルターの設計・施工について意見交換を行いました。
また濱口先生とのディスカッションでは、災害・緊急時の避難場所確保や地域防災・防衛計画におけるシェルターの役割についても議論が交わされ、今後の政策提言にもつながる重要な知見を得ることができました。
今後も、技術革新と品質向上に力を注いでまいります。
地上シェルターのニーズにも応える
私たちワールドネットは、シェルターの専門家であるため、地下だけに限らず地上に設置可能な各種シェルターの製造・施工にも取り組んでいます。
理由はシンプルです。
「土地の制約が多い日本において、お客様のニーズや設置環境に応じた柔軟な選択肢を持つことが、何よりも重要だ」と私たちは考えているからです。
例えば、
サバイブ、最後の砦、屋外スペースを活用したカスタム設計シェルター
など、様々な状況に対応できるよう日々技術を磨いています。
地下も地上も、すべてをカバーできるのが私たちワールドネットインターナショナルです。
日本で唯一、建築業許認可(特定)を取得しているシェルター専門企業として、今後もシェルター施工のプロフェッショナル集団としての責任を果たしてまいります。
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