放射線による外部被ばく
放射線を身体の外側から受けることを「外部被ばく(または体外被ばく)」と呼びます。
放射線源は身体の外にあり原水爆の爆発時に放出される放射線、原子炉や放射線照射装置などで発生した放射線、原子力施設の事故時に放出される放射性雲(放射性プルーム)中の放射性核種が出す放射線などを浴びることにより外部被ばくの原因になります。
放射性物質による内部被ばく
放射性核種が吸入や経口摂取によって体内に取り込まれることにより、身体の内側から放射線を受けることを「内部被ばく(体内被ばく)」と呼びます。
核実験や原子炉事故などによって居住環境中に放出された放射性核種を食品などと一緒に摂取すること、放射性核種の付着した微粒子を空気と一緒に肺へ吸入することも内部被ばくの原因となります。
核実験や原子炉事故などによって居住環境中に放出された放射性核種から身を守るための手段としてシェルターが必要になります。
核兵器の規模や物量により際はありますが、爆発時の爆風・熱波による一次被害が出るのは爆心地から約5km前後といわております。爆心地に極端に近い場合を除いて、頑丈な地下施設でなくとも、屋内設置家庭用核シェルターCBRN防護システムを取り付けるだけで放射性物質による2次被害を防ぐ事が可能となります。放射能減衰速度は非常に速いので、爆発後の少なくとも1週間から2週間程度で、最低限は終息すると言われていますので、その危険な1週間から2週間の期間、放射性物質を経口摂取しない、肺へ吸入しないことが重要となります。
その為、弊社では家族の安心と安全を守るシェルターが重要であると考えております。
出典:「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料 平成27年度版 ver.2015001」