放射性物質を遮断する家庭用の核シェルターに注目

一般家庭用として核シェルターが開発されていることをご存知でしょうか。平成23年の東日本大震災によって、原子力発電所の事故が発生し放射性物質が広範囲に撒き散らされたことから、安全な生活を守る一つの手段として注目されています。

自宅に簡単設置できる核シェルター

通常イメージされる核シェルターと呼ばれる施設は、大規模な地下空間に埋設され、分厚いコンクリートや鉛が封入された重たい金属製のドアという重厚感のある設備を思い浮かべる方も多いでしょう。もちろんそのような核シェルターは、放射性物質のみならず、外部からの攻撃など有事の際にも対応できるいわば要塞のような施設です。
地下核シェルターは巨大な構造物のためにコストも高いので、一般の方にはよりリーズナブルで簡単設置できすことで普及率の向上を目指して開発された一般家庭用の核シェルターがおすすめです。
通常は壁面にセットしておき、エアコンや空気清浄機と大差のないスッキリとした見た目の製品ですが、放射性物質が自宅近くにまで到達する可能性がある場合には、製品の中に準備されている機器をセットすることによって、自宅の一室を核シェルターと同等の性能を有する空間として、危険な放射性物質を遮断することが可能です。

原子力発電所の事故を想定したり、北朝鮮による核ミサイルの発射を想定したりと、放射性物質への対策は急務であると考えて良いでしょう。簡単設置できる一般家庭用の核シェルターを用意しておき、いざという時に家族や自分の命を守る行動を素早くとりたいものです。