放射能や核弾頭の心配がある日本ですが核シェルターとなると敷居が高い、そう思っている方も大勢いらっしゃるでしょう。実は、日本でも一般家庭用の核シェルターが販売されているため、自宅の一室や地下を核シェルターにすることができるんですよ。
一般家庭用核シェルターはどんなものか
タイプとしては地中埋め込み型と屋内用があります。地中埋め込み型は収容人数は4人~のシェルターハウスです。埋設時に鉛やコンクリートで囲うため、外部被ばくや核爆発時による爆風や熱波から身を守ることが可能です。デメリットとしては、一定の広さを確保する必要があるため、暮らしている場所によってはなかなか利用することができないことです。
屋内用は自室の一室をシェルターに改造するタイプのもののため、取付は地中埋め込み型に比べ簡単に行うことができます。屋内型は空気中に飛散した放射性物質や化学兵器の有毒物質を体内に入れないというのが目的となるため、爆風や熱風には弱いという欠点はあります。
どちらのタイプにしても、北大西洋条約機構連合軍の認証を持っており、世界各国の軍隊に広く使われている防護システムを採用しているため安全性が高く評価されています。有毒物質も99.995%を遮断できるという性能です。
一般家庭用の核シェルターの値段は業者によっても差がありますが、屋内型で200万円程度、埋め込み型で500万円程度費用はかかります。本体価格とともに設置費用はかかりますし、オプションサービスを加えるとさらに値段は変わります。