近年、大震災に起因する原発事故の発生などにより、日本でも放射能に対する危機意識が高まっています。大気中に飛散した放射性物質を体内に吸い込むと、体内から放射能の被ばくを受ける、内部被ばくが問題となります。しかし、放射能物質がいったん漏洩すると、広範囲にわたって汚染が広がるため、被ばくする前に安全な場所へ避難することは現実的には難しいです。
核シェルターで安全地帯を確保
内部被ばく回避のための有効な方策の１つが、核シェルターです。核シェルターの主たる機能は、外部に飛散する放射性物質のフィルタリング。現在では、放射性物質を９９％以上除去することが可能なシェルターも存在します。このようなシェルターとしては、屋外の地下に埋設するタイプのものが知られています。しかし、地下埋設タイプのシェルターはサイズが非常に大きく、設置するためにはかなり広い敷地が必要となります。一般家庭用として購入するなら、屋内用核シェルターがおすすめ。この屋内用シェルターは、自宅の一室を改造してシェルター化するものです。屋内用シェルターは比較的サイズが小さく、設置も容易です。また、自宅近くで大きな放射能事故が発生した場合には、自宅内に設置したシェルターにすぐに逃げ込むことができますので、放射性物質を口から吸い込んでしまうことを防止でき、内部被ばくを確実に回避できます。
核シェルターは放射性物質を確実にシャットアウトでき、内部被ばくを防止できます。また、一般家庭用なら手軽に設置できる屋内用シェルターがベター。埋設固定タイプと比べて小ぶりではありますが、放射能の遮蔽機能は十分です。
