災害に伴う原発事故や他国の核実験によって、近年では放射性物質に敏感な人が増えています。なかでも子供を持つ親にとって、空気の汚染は目に見えないだけに、子供の成長に害を及ぼすのではないかという不安や心配が募ります。最近では万が一の場合に備えて、家庭用の核シェルターを自宅に設置する家庭も増えています。
用心するに越したことはありません
一般家庭用でも自宅の一室がシェルター化することを可能にした『放射性物質対応核シェルター』は、室内に特殊空気ろ過器を設置することにより安全な空気を供給するものです。放射性物質だけでなく細菌や化学兵器が体内に入ることを防ぐため、核シェルターと同様、安全な場所にすることが可能となったのです。いつどのようなことが起きるかわからない時代となり、万が一の場合に備えた一般家庭用核シェルターは、普段使うことがないため見た目もシンプルで違和感がありません。部屋全体をシェルター化するものと、部屋の中にテントを使用する工事不要の簡易シェルターも商品化しています。自分や家族を守るための対策として、個人的に設置を行う家庭が増えているのです。使わなくて済むことが一番ですが、予期せぬ事態はいつやってくるかわかりません。準備ができているのと準備していないのとでは、万が一の場合に対処の仕方も変わってきます。
また地中埋め込み型の『放射線・放射性物質核シェルター』は、さまざまな放射性物質から内部を守るため外部被ばくを防ぐことができます。地中に埋設されることで、核爆発の際に起こる爆風や熱波からも身を守ることができます。本格的にシェルターが必要とされる時代になってしまったことは、不安以外の何ものでもありません。