一般家庭用の核シェルターは、海外では比較的メジャーな存在です。日本においても近年の社会情勢の変化や、原子力発電所の事故などによって、設置を希望する家庭が増えてきています。日々の暮らしの中に安心をプラスする観点で、核シェルターの設置を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
放射性物質は目に見えない危険な存在
平成23年の東日本大震災によって引き起こされた原子力発電所の事故では、放射性物質の拡散が大きな問題となりました。放射性物質の一番の問題は、長期間にわたって健康被害を与えるにもかかわらず、物質そのものが目に見えるものではないということです。
撒き散らされた放射性物質から身を守るためには、放射能を遮断することができる区域に身を置くということがベストです。その空間を実現するのが核シェルターですが、一般的には規模の大きな地下埋設建造物であるために、家庭向けとは言えないものでもあります。
しかし、放射性物質の危険性がより認知されたことによって、一般の需要も高まったことから通常の家屋を核シェルター化することのできる設備が開発されました。日本国内においても、近年の社会情勢の変化などに伴い多くの方が導入しています。
高性能のフィルターを使用し屋外の放射性物質から室内にいる人の安全を守ることができるため、有事の際の備えとして設置するというケースが多く見られます。
これからの時代において、一般家庭の核シェルターも珍しいことではなくなるでしょう。備えがあれば、それだけ安心感を得ることができます。大切な家族や自分の命を守るため、ぜひ積極的に導入を検討することをお勧めします。
