何らかの不測の事態によって、放射性物質がばらまかれた場合は、とにかく屋内へ避難するというのが基本となっています。一方で、一般人でもより安全な地下に核シェルターを導入できる専門の企業があり、注目を浴びています。
地下核シェルターの性能とは
地中埋め込み式のシェルターハウスは、大きいもので最大収容人数4人から入ることができるモデルが提供されています。
ひとつの家族を守ることができ、シェルターの天井の厚さ40センチと上部に被せる土の厚さが60センチであれば、人体に影響を及ぼすガンマ線の濃度は1万分の1程度にまで減退します。 さらに放射性濃度は時間とともに急速に低下していくため、地下に設けた核シェルターに1週間分の食糧などを用意しておけば、大事な家族を健康の被害を恐れることなく守ることができます。
加えて、地下に埋没させるタイプであるため、発電所や何らかの事態で起きた爆発の爆風などからも守ることができ、安心して避難していられるというメリットがあります。 また、シェルターが防ぐことができるのは放射能だけでなく、空気感染するウィルス、毒ガスなども含まれているため、一度設けておけば非常に安心の施設となります。
内部には保管庫なども併設できるため、使い勝手が良いというのも特徴のひとつと言えるでしょう。
人体に危険なガンマ線や放射性物質、そしてその他の人体に影響を与える危機から家族を守ることができる埋没式シェルターは、放射性物質などが最も危険な濃度で空中を漂っている1週間から2週間という時間を、安心して過ごすことができます。