原子力発電所が立地している場所の近辺にお住まいの方にとっては、万が一の自体への対策が必要であるという意識は高まっていることが確実です。特に平成23年の東日本大震災以降、原子力発電所の安全神話は崩壊したと考えられています。早急な対策を講じましょう。
核シェルターは放射性物質を遮断できる
平成23年3月11日の東日本大震災では、自身とともに発生した巨大津波によって原子力発電所の全電源喪失という想定外の事態が引き起こされました。その結果、炉心溶融と放射性物質の格納庫での水蒸気爆発が発生。取り返しのつかない放射能汚染を広範囲に撒き散らしてしまいました。
震災発生の翌日に最初の爆発があってから数日間で、大量の放射性物質が風に乗って降り注いだために今でも地域によっては深刻な汚染が続いています。核シェルターはその初期の段階の最も放射性物質の危険性が高い段階で、人体への影響を低減させるために有効です。
事故の発生だけでなく、北朝鮮による核攻撃など、これからもさまざまな放射能汚染の危険性が考えられますので、基本的な対策である核シェルターへの避難を迅速に行うことが最も有効な手段であると言えます。強い線量の放射能も核シェルターで遮断できますので、人体への影響を低く抑えることが可能です。
今後も、いわゆる「有事」が発生しないとも限りません。いざという事態になって何の対策も講じられていないということでは遅すぎるのです。家庭に設置できる核シェルターを導入し、万が一のためにきちんと方策を練っておきましょう。