放射性物質から命を守る核シェルター

いまの時代、戦時中のことを考えると安心して暮らせる時代ではありますが、いつどのような事故や災害に巻き込まれるかわからない不安が取り巻いています。地震や津波だけでなく、放射能汚染や核実験の巻き添えを食ってしまう可能性もないとは言えなくなっています。自分や家族の身は自分たちで守るしかないのが実情なのです。

安心して暮らすための必須アイテム

そのようなことから、個人で核シェルターを設置する家庭や企業も増えていて、耐震・津波・核・放射能などに対応するシェルターが注目を浴びています。企業や大型施設、病院や介護施設用の大型のものから一般家庭用まで需要が拡大しているため、早めの対策をしている企業や家庭が多くなりました。大地震での原発事故や、使用済み核燃料の処理に際しても放射性物質に接触する可能性がないとはいえなくなり、被爆の被害を最小限に抑えるために家庭用の核シェルターは大変重要な役割を果たします。一般にシェルターと聞くと地下室を思い浮かべる方が多いかと思いますが、いまの日本の住環境では地下室を建築することが難しく、シェルター自体を別に作るか、取り付けるタイプの『特殊空気ろ過器』で簡易核シェルターを作る方法などがあります。ろ過するための特殊フィルターは、危険な有害物である放射性物質・VXガスなどの毒ガス・細菌等を含んだ外気を安全な空気に換えることができるため、その空間がシェルターとなるのです。

映画などにはよく出てくる核シェルターですが、すでに映画の中での話ではなくなり、現実に危機感を持って必要とされてきています。実際に事故や災害が起こってからでは遅いのです。万が一の時のために早めの対策をしておくことが大切です。シェルターを作ることが無理であれば、簡易核シェルターとなる一般家庭用の空気ろ過器の準備をしておくだけでも安心して暮らすことができます。