BC兵器とは(化学兵器)・・・生物・化学兵器のこと。Bはbiological,CはChemical。化学兵器はサリン・ソマン・VXガス・マスタードなど有機化学系の毒ガスが多く使われる。生物兵器は天然痘・炭そ菌・ボツリヌス菌といった猛毒細菌が使われる。いずれも致死性が強く市民への被害の大きさ環境への重大な影響などから、国際法(ハーグ陸戦条約)により戦争においての使用が大きく制限されているものである。
BC兵器は致死性が高く、国内でも使用されたことがある兵器になります。実際に使用された場合は、致死率も非常に高いので安全なシェルター(避難場所)が必要になります。残念ながら日本では公的な避難場所はほとんどない状態なので自分の身を守る為避難場所のご用意が非常に重要になってきます。北朝鮮でもBC兵器は用意があると言われており、国内でのリスクは非常に高い状態です。吸わない・触れないを徹底するお客様の状態環境に合ったお客様オリジナルの避難場所になるシェルターのご提案をさせて頂きます。
化学兵器一例
VXガス
直近では金正男殺害に利用され、日本でもオウム真理教による駐車場経営者VX襲撃事件などオウム真理教により3度利用された事のある化学兵器。人類が作った化学物質の中で最も毒性の強い物質といわれる。致死量口や皮膚から吸収され、神経中枢に作用し全身けいれんや呼吸困難、意識障害などを引き起こす。呼吸器からだけでなく、皮膚からも吸収されて毒性を発揮するため、ガスマスクだけでは防護できない。
半数致死量は体重1kgあたり0.02mgとごく少量で、例えば体重60kgの人間の皮膚にVXガスが10mgほど付着しただけでも死に至ります。
兵器として散布されれば、11リットルもあれば100万人中50万人が死亡、残りの50万人が重体になるとされています。
揮発性が低いため残留性が高く、そのうえサリンなどと異なり化学的安定性も高いので、温帯の気候においては散布から1週間程度は効果が残留するとされる。親油性が高く、水で洗浄しただけでは取り除けないため、安全な状態にするためには化学洗浄が必要である。
木材や皮、布などに付着した場合には長期間毒性を維持したまま留まるため、VXガスに汚染された物に触れただけでも危険である。
サリン
直近では2017年4月にシリア北西部で使用されたのではと言われている。日本ではオウム真理教による地下鉄サリン事件で使用された化学兵器。殺傷能力が非常に強く、吸収した量によっては数分で症状が現れる。また、呼吸器系からだけでなく皮膚からも吸収されるため、ガスマスクだけではなく対応する防護服を着用しなければ防護できない。
経皮毒性の一例を示すと、経皮投与におけるヒトの半数致死量は28 mg/kgである。これは、体重60 kgのヒトが1680 mg(約1.5 mL)のサリンを経皮吸収すると、その半数が死亡するということである。また、皮膚に一滴垂らすだけで確実に死に至るとの記述も存在する。「気体比重は4.86と空気より重く、その場にとどまりやすい」とも言われるが、ありえる濃度は0.3% (3000ppm) 以下であり、そのときの気体比重は1.01でしかなく、ほとんど関係がない。また、化学的に不安定な物質で、熱分解や加水分解されやすい。サリンは無色・無臭で猛毒の神経ガスの一種。その毒性は青酸カリの約500倍。吸うだけでなく、皮膚に触れるだけでも死に至る可能性があるその為、接触しないことが最重要となるので、安全な避難場所(シェルター)が重要になってきます。