核シェルターで放射性物質を確実に遮断

先般の原発事故で証明されたように、放射性物質は微量であっても大気に漏れると広範囲に被害を及ぼします。特に、放射性物質が口から肺に入り込むと、体内で放射線を受ける内部被ばくとなり、人体に、長年にわたって多大な悪影響を及ぼします。

核シェルターで安全地帯を確保する

大気に放射性物質が飛散した場合には、すぐに、その放射性物質が及ばないエリアで避難する必要があります。しかし、大きな放射能事故が発生した直後に、遠方へすぐに避難することは現実的には難しいです。そこで、事前に核シェルターを設置して安全地帯を確保しておくことが望まれます。このシェルターにはさまざまなタイプのものがあり、現在では、一般家庭用の比較的小型のタイプも販売されています。これは自宅の一室をシェルターに改造するタイプのものです。この屋内設置のシェルターは、小型であるためにお手軽な値段であり、また、屋外の地下に埋設するような大型のタイプのものと比べて設置工事が簡単というメリットもあります。なお、小型であるためにそれほど多くの人数を収容することはできませんが、それでも数人ぐらいは生活することができます。放射能事故では発生初期の1週間ぐらいが放射能が高いですが、それ以降は放射能は急激に低下します。家族全員でここに避難した場合でも、当初の1週間をしのぐことは十分可能でしょう。

ご家庭に核シェルターが1つあれば、将来、放射能事故が発生した場合でも安心です。とはいえ、あまりにも値段が高いと経済的な負担が大きいですので、一般家庭用では小型の屋内設置タイプを選択するのがよいでしょう。